楽天ポイントのポイ活研究所

楽天ポイントをお得に貯める、お得に使うための方法を考えるブログです。

楽天ポイントを運用できる、楽天ポイント運用とは?メリット、デメリットを徹底分析

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貯めている楽天ポイントを使って疑似投資できるサービスが、楽天ポイント運用です。私が別ブログで攻略している「dポイント投資」と類似したサービスとなっており、楽天ポイントをポイントのまま運用して、その投資の結果ポイントが増減するサービスとなっています。

正式名称は「ポイント運用 by 楽天PointClub」です。

ちなみに、楽天証券というネット証券が楽天ポイントを使って投資信託を購入できる投資信託ポイント投資サービスも行っていますが、これとは別物です。

詳しい説明は以下記事をご覧ください。

rakutenpoint.hatenablog.jp

前者はポイントをポイントのまま運用しますが、後者は楽天ポイントを使って投資信託を買う形になります。

 

あまった楽天ポイントをポイント運用で殖やせる?ポイント運用 by 楽天PointClub

ポイント運用 by 楽天PointClub(楽天ポイント運用)は楽天ポイントを使って投資を疑似的に体験することができ、ポイントが増減するサービスです。

楽天ポイントのまま運用されて、ポイントが増減、売却(引出)をすれば楽天ポイントとして戻ってきます。

ポイントをポイントのまま投資することができるサービスとなっています。

ちなみに2018年くらいからこうしたポイント運用のサービスはかなり増えてきていますね。

  • 永久不滅ポイント運用(セゾンカードのポイント運用)
  • StockPoint(お小遣いサイトのポイントで株を疑似的に売買できる)
  • dポイント投資(dポイントを疑似運用できる)

money-lifehack.com

そんな中でも、楽天ポイント運用は比較的あたらしいポイント運用サービスになっています。

 

アクティブコースとバランスコースの2つの投信に疑似投資

楽天ポイント運用では、楽天ポイントを、「アクティブコース」と「バランスコース」という二つのコース(投資信託)に疑似投資します。

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アクティブコースとバランスコースの違い

上記のようにアクティブコースのほうが値動きが激しく、バランスコースはやや緩やかになっています。2018年末の相場の暴落で大きく値を落としているのはアクティブコースの方ですね。

 

アクティブコース

アクティブコースは、日々の動きが大きく積極的な運用を目指すコースです。 楽天投信投資顧問(株)が運用する、日本を含む全世界の株式および投資適格債券に70:30の配分で分散投資する楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型)の基準価額の値動 きを原則反映することで、運用ポイント数が増減します。

 

バランスコース

バランスコースは、日々の動きが小さく安定的な運用を目指すコースです。 楽天投信投資顧問(株)が運用する、日本を含む全世界の株式および投資適格債券に30:70の配分で分散投資する、楽天・インデックス・バランス・ファンド(債券重視型)の基準価額の値動きを原則反映することで、運用ポイント数が増減します。

 

投資をするコースは片方だけでもOKですし、たとえばアクティブコースに1万ポイント投資して、バランスコースに2万ポイント投資をするといったことも可能です。

なお、1回の追加上限は3万ポイント(ダイヤモンド会員は50万ポイント)までとなっています。

 

楽天ポイント運用の仕組みとポイント増減のルール

アクティブコース、バランスコース共に、それぞれ「時価」で動いており、投資をすると投資時点の時価で買ったことになり、ポイントに戻すときはその時の時価で戻します。

なお、専門用語では投資信託の時価のことを「基準価額(きじゅんかがく)」と言います。株価みたいなもんですね。

たとえば1000ポイントを基準価額9,800円の時に買った場合、1000÷9800=0.1020口購入したことになります。そして基準価額10,000円の時にポイントに戻したら、10000×0.1020=1020ポイントになるというわけですね。

逆に、購入時点よりも基準価額が下がった場合は損をします。たとえば、基準価額が9600円にまで下落してポイントに戻した場合、9600×0.1020=979ポイントに減ってしまいます。

 

楽天ポイント運用でのポイント追加/引き出しのタイミング

楽天ポイント運用に関しては、以下のように運用を開始してから、翌営業日から投資がスタートします。

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月曜日の14時までに投資を決めた場合、運用開始となるのは翌営業日の火曜日からとなります。火曜日の22時時点の「時価」で投資信託を購入する形になり、それからは次営業日の22時時点の価格に合わせて変動していく形になります。

売却する場合も同様です。木曜日の14時までに売却注文を出せば、金曜日の22時時点の価格変動時点の水準で売ったことになり、楽天ポイントが反映されます。

つまり、購入する時点、売却する時点では投資信託の買値・売値がわからない形になります(翌日の価格で買う/売るため)。

これを投資信託用語では「ブラインド方式」と呼んでおり、普通に投資信託を証券会社や銀行で買う場合もこれと同じ形になります。

 

楽天ポイント投資はやるべきか?メリットとデメリット

投資経験がない人が、投資ってどんなものなの?という事を知るためにやるのならいいです。証券会社への口座開設も不要なので、楽天ポイントを持っていればすぐに開始可能です。

そういった意味での手軽さは楽天ポイント運用の大きなメリットといえるでしょう。

 

一方で、万単位のポイントを運用するのにはあまり向いているサービスとは言えません。この仕様だと普通に証券会社で投資信託を買うのとほとんど何も変わりないからです。

楽天ポイントが余っていて、楽天ポイント運用をやるくらいなら、冒頭でも紹介した楽天証券で通常の投資信託を楽天ポイントを使って買うという方法の方が良いと思います。

なぜなら、楽天証券で投信を買うほうが、ポイントがもらえたり(ハッピープログラム)、楽天市場のお買い物がお得になる(SPU特典)などメリットが大きいです。

 

あくまでも、楽天ポイント運用は投資経験がない人が投資信託の投資ってどんなもの?ということを知るための教材的な感じで考えるとよいと思います。

 

ポイント運用をやるならやっぱり“dポイント”

ちなみに、ポイント運用をするなら、楽天ポイント運用よりも「dポイント投資」の方が圧倒的に有利です。

なぜならこちらは「後出し」が可能でほぼ100%負けない投資が可能だからです。詳しくは以下の記事をご覧ください。

dp-invest.hateblo.jp