楽天モバイルの料金プランが発表　Rakuten UN-LIMIT。月額2980円で自社エリア内はデータ無制限。300万名は1年間無料

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楽天モバイルは2020年4月から提供するMNOサービスの料金プランを発表しました。Rakuten UN-LIMITとされるプランは月額2980円（税別）で、楽天回線エリアならデータ通信は無制限、パートナーエリア（auローミングエリア）では月額2GBまでの高速通信が可能となっています。

音声通話について、Rakuten Linkアプリからの発信であればかけ放題。アプリを使わない場合は20円/30秒となっています。

正式サービス開始は4月8日～です。

楽天モバイルのおさらい

楽天モバイルは従来はMVNOというドコモやauから回線を間借りしてサービスを提供してきました。

一方で、2020年4月8日から開始するサービスはMNOといって自社で構築した回線を利用します。これによりドコモ、au、ソフトバンクなどと同格の通信会社となります。ただし、当面は自前で全国の基地局を構築できないため、東京・大阪・名古屋の3大都市に自前回線を整備し、それ以外の地域はauの回線を間借りすることで全国展開します。

MNOサービスの開始に伴い、MVNOのサービスは2020年4月7日に新規受付を終了し、既存ユーザーにはMNOへの乗り換えを受け付けます。

Rakuten UN-LIMITの特徴、福岡などの地方都市は不利？

月額2980円で通話やデータ通信が無制限というのはかなり魅力的に見えます。

「衝撃的な価格を実現した」。楽天の三木谷浩史会長兼社長は3日のネット中継の記者会見で強調した。楽天は自社通信網で、データ通信量の上限のない月額2980円の料金プランを示した。大手3社の大容量プランと比べ6割前後安い。携帯大手は通常、データ容量に応じ複数の料金プランを販売するが「分かりやすく、1つのプランしか出さない」という。

たしかに使い放題で2,980円は安いですね。ドコモの大容量プランのギガホは3,980円～5,980円＋通話料（家族観は無料）です。

ただし、あくまでもデータ通信が無制限というのは、楽天回線に限定した話です。

東京・大阪・名古屋の三大都市以外では、前述のエリアの関係上、当面はau回線に切り替わります。また、3大都市内でも、電波状況の悪いところなどではau回線に切り替わる場所もあります。

接続状況はアプリで確認できるそうですが、楽天回線のみに接続などはできないようです。私の福岡などは完全にau回線になるわけですから、2GBで2980円という微妙な料金の回線です。

ドコモでもギガライトなら3GBなら1,980円（ファミリー割引適用）ですし……。

ただ、1年間は無料だということを考えると、SPU（楽天スーパーポイントアッププログラム）で楽天のお買い物が+1倍（+1％）になるってわけなので、それ目的で持つ価値はあるかな。