ガソリンスタンド最大手のエネオスは各種のクレジットカードと提携していて、提携カードで給油をするとお得にカード払いが可能です。
これまで楽天カードは100円につき2ポイント（2%）もの還元が受けられるカードとなっていましたが、提携カード特典が2019年7月から縮小され、200円につき3ポイント（1.5％）に縮小されることになりました。
エネオスで提携カード特典が大きく縮小
- 楽天カード：2%→1.5％
- dカード：2%→1.5％
- エディオンカード：特典終了
- みずほマイレージクラブカード：特典終了
- 東急カード：特典終了
- JR東海エクスプレスカード：特典終了
- セディナ首都高カード：特典終了
- ダイワプライマリーカード：特典終了
といった感じになっており、縮小または優待終了となるカードが多いです。特典終了となるカードが多い中で、1.5％還元（≒0.5％の優遇）が残るだけ、楽天カードやdカードはまだマシと、とらえることもできるかもしれませんが……。
エネオスカード主体への切り替えか？
優待の縮小としては、エネオスカードという自社クレジットカードの販促的意味合いもあるのかもしれません。
一般ドライバーが仮に年間で1万キロ走行する程度と考えると、リッター10キロの燃費と計算しても月間給油量は80リットルちょっとです。営業車を利用しているとかいったようなケースを除けば、あえてエネオスカードではなく、楽天カードやdカードのようなポイント系のクレジットカードを使うほうがメリットが高いかもしれません。
↑でも指摘されていますが、エネオスでの給油は、よっぽどの量のガソリンを給油しないのであればエネオスカードよりも楽天カード（や、dカード）あるいは、ANAカード、JALカードなどの提携クレカで払った方が、ポイント還元がお得になりそうな感じです。
ここで、楽天カードやdカードの還元率を2%から1.5％へと落とすことで、相対的にエネオスカードの優位性を高めたいという思惑があるのかもしれません。
楽天カードユーザーからすれば、今回の件は改悪ですね。エネオスでの給油が多いという方は、エネオスカードの作成を検討してもいいかもしれませんね。
