残念な改悪ニュースが飛び込んできましたね。
楽天証券×つみたてNISA×毎日積立100円でできていたポイント稼ぎが封じられる見込みです。
このたび楽天銀行では、ハッピープログラムの対象サービス、取引件数のカウント条件および、ポイントの獲得条件を以下の通り変更させていただきます。今後ともより一層のサービス向上に努めてまいりますので、ご利用中のお客さまにおかれましては何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
はい。詳しく見ていきたいです。
ハッピープログラムの改悪
ソース(公式サイト):ハッピープログラムの対象、取引件数のカウント条件および、ポイントの獲得条件変更 に関するお知らせ | 2019年6月13日 | お知らせ | 楽天銀行
そもそも何が使えなくなったの?
ハッピープログラムというのは楽天銀行と楽天IDを連携することで利用できるプログラムで、楽天銀行の利用で楽天ポイントがもらえる仕組みです。
で、楽天証券と楽天銀行を連携させて楽天証券で株や投信を買うと自動的に楽天銀行の預金からその分が引き落とされるというサービスがあります。
これがハッピープログラムの特典で1回につき1~3ポイントがもらえるというしくみがあったわけです。
下で記事にもしていた分ですね。
つみたてNISA(月額3万円まで)なので100円×15本×20営業日くらいの積立が可能になります。これだと3ポイント×15本×20日=900ポイントくらいが、チャリンチャリンと稼げるしくみだったわけです。
100円で3ptなので、3%還元(≒3%分安く投信を買える)ということなので、ポイント稼ぎが目的の方はもちろん、純投資においてもメチャクチャ有利なサービスだったわけです。
こちらが使えなくなるわけです。
改悪後はどうなる?
2019年6月26日 00:00 以降の反映分
(変更前)1件ごと
(変更後)入金のあった日ごと月間3件まで(※) ※ 前月26日~毎月25日の間で最大3件までの反映分が対象となります。
となります。これまでは1件ごと(100円の投信を1個買うごと)にポイント還元されていたのですが、件数ではなく「日」単位になります。投信を1つ買おうが2つ買おうが、1つとしてカウントされます。
さらに、それが月間3回までとなります。
変更前までは月に最大900ポイントくらいは稼げていたポイントが改悪後は最大でも9ポイントにまで減少することになります……。
ポイント獲得はもちろんですが、取引件数としてもカウントされなくなるので、楽天銀行のハッピープログラムのステージへの影響もあります。
このハッピープログラムのランクは預金残高か取引回数で決まります。
アドバンスト
残高10万円以上または 指定の取引5件以上
プレミアム
残高50万円以上または指定の取引10件以上
VIP
残高100万円以上または 指定の取引20件以上
スーパーVIP
残高300万円以上または 指定の取引30件以上
これまでは、投信100円買付1件=取引1件だったので、30回買えば自動的にスーパーVIPでしたが、月3回までしかカウントされなくなりますので、ランク維持も難しくなります。
いつかは改悪されるというのは分かっていましたが、残念です。
とはいっても、楽天証券での投信買い付けの優位性は変わらない
小遣い稼ぎ(ポイント稼ぎ)だけを目的で楽天証券で投信を100円買っていた人にとっては大改悪ですが、投資信託投資を考えるのであれば、それでも楽天証券が有利であることに変わりはありません。
楽天カードで投資信託を買えて、1%相当のポイントが貯まるというのは残っているので、つみたてNISAをしている方は、楽天銀行払いから楽天カード払いに変更するという手もあります。
投資信託の保有ポイント(残高10万円につき毎月4ポイント)
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