楽天市場の中には「楽天ふるさと納税」という、ふるさと納税ができるサービスが用意されています。
楽天ふるさと納税は、あくまでも「楽天市場の一ショップ」として、○○町、○○市が登録されており、楽天の通常のお店と同じように、返礼品を選んでお買い物をすることで、その市町村に対して「寄付」をしたことになり、選択したお礼の品が受け取れるというサービスになっています。
楽天でのお買い物感覚で“ふるさと納税”ができてしまいます。さらに、SPU(スーパーポイントアッププログラム)やお買い物マラソン(買い回り)の対象でもあります。うまくやればポイント10倍以上なんて楽勝です!
今回はそんな「楽天ふるさと納税」を紹介していきます。
そもそもふるさと納税とは何か?
ふるさと納税というのは、お住まいの市区町村以外の自治体に「寄付」をすることで寄付額の税額控除を受けることができる制度です。
その人の当年中の所得に対して一定の範囲までであれば、寄付額の内、2000円の自己負担額を除く金額が税額控除されます(後から戻ってくる感じ)。
そのため、実質2000円の自己負担で、好きな自治体に寄附をすることができます。
それだけだと何の得もないわけですが、寄付を受けた自治体は寄付者に対して寄付額に応じたお礼の品(返礼品)を送ってくれます。
仮に5万円の寄付をして、15,000円相当のお礼の品がもらえる(30%相当)とすれば、実質2000円の負担で15,000円相当の商品がもらえることになり、13,000円ほど得できるわけです。
参考:ふるさと納税完全ガイド
楽天ふるさと納税は寄付サイト
そして、楽天ふるさと納税は、ふるさと納税として寄付をするための寄付サイト(寄付ポータルサイト)です。こうしたサイトは今はたくさんのサイトがあります。
- ふるさとチョイス
- ふるなび
- ふるさとプレミアム
- さとふる
- ANAのふるさと納税
- 楽天ふるさと納税
といったように各社が提供しています。それぞれ様々な特色がるわけですが、楽天ふるさと納税は「楽天ポイントによるポイント還元」が大変お得なサイトになっています。
楽天ポイントがモリモリ貯まる、ポイント10倍以上は当たり前
楽天ふるさと納税の最大のメリットといえるのが、「楽天ポイントの貯まりやすさ」です。楽天ふるさと納税は、自治体=楽天出店の店舗として扱われています。
そのため、楽天のショッピングイベントによるポイント還元が適用されるわけです;。
この二つが代表的ですが、それ以外にも、様々なキャンペーンでポイント還元されます。
SPUでポイント最大15倍、楽天カードなどでポイントUP
SPU(スーパーポイントアッププログラム)は楽天が常時開催しているお買い物特典です。
- 楽天カード(種類問わず)を 利用して楽天市場でお買い物:+2倍
- 楽天カード(プレミアム・ ゴールド)を利用して 楽天市場でお買い物:+2倍
- 楽天銀行の口座から楽天カード ご利用分を引き落とし:+1倍
- 楽天市場アプリでのお買い物:+1倍
- 月1回500円以上のポイント投資:+1倍
- 楽天モバイル通話SIMご利用:+2倍
- 楽天TVのNBAまたはパ・リーグSpecialご加入・契約更新:+2倍
- 楽天ブランドアベニュー利用:+1倍
- 楽天ブックス利用:+1倍
- 楽天トラベル利用:+1倍
- 楽天ビューティー利用:+1倍
といったように、楽天のサービス利用等でポイント還元率がどんどんアップしていきます(最大15倍)。
なかでも楽天カード(クレジットカード)での購入や、アプリ経由での買い物などは条件達成も比較的簡単です。楽天市場アプリをインストールした上で、楽天カードで寄付をして、楽天銀行経由で引き落としにしていれば、それだけで+4倍(4%上乗せ)です。
その他の項目も比較的簡単なものもありますので、上手に活用しましょう。
毎月開催お買い物マラソン(買い回り)で最大+9倍
楽天市場がほぼ毎月実施しているショッピングイベントがお買い物マラソン(買い回り企画)です。
楽天市場内のお店での買い物件数に応じて、期間中のポイント還元率がアップするイベントで、最大10倍(+9倍)のポイント還元となります。
楽天ふるさと納税のお店も1自治体=1店舗の扱いになるので、期間中に買い物(寄付)をすることで、ポイント付与率が大きくアップししていきます。
とりあえず、SPUとお買い物マラソンの両方を、そこそこレベルでいいので併用して使えば、ポイント10倍(10%還元)以上を目指すのは、そう苦労しないでしょう。
ポイント10倍 & 2万円以上の寄付なら自己負担も実質無料に
仮にポイント10倍だとすれば、2万円以上の寄附をすれば10%の2000円相当の楽天ポイント還元が期待できるわけです。ふるさと納税の自己負担額は2000円です。
とすれば、2万円の寄付+ポイント10倍以上をすれば、ふるさと納税における実質自己負担額はゼロ円にすることができ、お礼の品(返礼品)を実質無料でもらえるということになります。
まさに、やらない理由がありませんね。
デメリット・注意点、夫婦で楽天IDを共有している場合はご注意
楽天ふるさと納税におけるデメリットというか、注意点になります。
楽天市場でのお買い物はご家族などで夫婦で共通(ひとつ)のIDを使っているケースも多いかと思います。一方で共働きをしていて夫婦でふるさと納税ができるというケースも多いでしょう。
楽天ふるさと納税では寄付者は楽天ID利用者として扱われます。たとえば、夫のIDで妻分の寄付をするということができないわけです。共働きのご家族の場合、その点だけご注意ください。
まとめ。楽天ふるさと納税はお得
楽天ふるさと納税はポイント還元も高く、掲載されているお礼の品の数も多いです。
登録されている自治体の数が当初は少なめでしたが、2年、3年と楽天ふるさと納税を続けていくうちに、自治体数もかなり増えており、隙の無い寄付サイトになりました。
特に、食品系に関しては強みがあるようで、お米、お肉、野菜、果物、魚介類といったお礼の品が豊富に用意されています。
寄付は楽天ポイントでも可能です。もちろん、期間限定ポイントだって使えますよ。